|
|
「すぐ忘れる男決して忘れない女」(マリアン・レガト)、書評ベストセラーになった「話を聞かない男、地図が読めない女」をはじめとして男と女という性別の違いから生まれる生まれ持った差異を取り扱った本は多い。 本書もそのひとつで、筆者であるマリアン・レガト氏は、ジェンダーの違いによって、医療のやり方を変えるというジェンダースペシフィックメディスン(性差に配慮した医療)を提案した人だそうな。 まぁ、それはいい。 基本的には、性の違いによる脳のホルモンの出方を「話を聞かない男、地図が読めない女」に比べ、より詳しく書いてあり、かつ、「話を聞かない男、地図が読めない女」よりも女性について重点的に書いてあるという感じだろうか。 なんとなく女性のほうが優れているという印象で書かれている。 「話を聞かない男、地図が読めない女」の二番煎じという印象。目新しいことがあまりない。
|
Copyright(C) 2002 - Mitsuharu Matsumoto All rights reserved.