「スウェーデン式アイデアブック」(フレドリックへレーン)、書評
アイディアに関する本の古典であるジェームスWヤングの「アイデアの作り方」。
アイディアの作り方は本として売れるカテゴリの一つだ。
アイディアに関する書籍は幾つか出ているけれど、結局のところ、ベースとなる考え方はかわらない。
アイディアは、複数の古いアイディアの組み合わせである。
アイディアを生み出そうとするときには、別の方向から物事を考えてみる。
アイディアを生み出そうとするときには、全く関係ないものを関連付けてみる。
アイディアを生み出そうとするときには、とにかく、思いつく限りアイディアを出してみる。
アイディアを生み出そうとするときには、必要となっている条件の一つを外してみる。
など、本書の中で取り上げられているアイディアの作り方も多くは、既に既存の本で出尽くしたものだ。
でも、言い方や具体的な例を変えることで、新しい商品になり、また、新しい視点を人に与える。
そして、それは、既に出ているアイディアであるにもかかわらず、とてもよく売れる。
(こう書くとそのことを悪く思っているように見えるかもしれないけれど、
むしろ、その使い古された古いアイディアを商品レベルにまで持っていけることにボクは尊敬の念を抱いている。)
古いアイディアをどう仕立て直せば、商品レベルにまで持っていけるのか。
ボクが知りたいのは、むしろ、そちらにある。
|
アイデア・ブック
スウェーデン式
↑ご購入は、こちらからどうぞ。
出版社 / 著者からの内容紹介
◆アイデアとセンスの国、スウェーデンからやってきた小さな本
スウェーデンといえば北欧デザインや絵本などが有名ですが、
国民性や、ビジネスマンを取巻く環境は、実は日本と似ているのです。
資源がなく、規模は小さいけれど、手先が器用でセンスがいい。
伝統がありながらも、いろんな文化を吸収するのが上手い。
グローバル経済のなかで超大国と対等に渡り合うには、
小さくてもキラリと光る「アイデアとセンス」で勝負していくのが正解です。
◆リラックスした瞬間にひらめきが生まれる
本書には、アイデア力を磨くためのヒントが満載です。
30点の小さなエッセイは、どれもさらりと読み切れる長さ。
「なるほど」とうなずいてしまう話も多数。
ONでもなく、OFFでもなく、リラックスした瞬間が一番ひらめきやすいと言います。
そんな時間に、本書をめくってみてください。
装画・イラストはキリンビール「8月のキリン」で有名な、大塚いちおさん。
優しさと親しみのあるイラストが、あなたの創造性を引き出してくれます。
内容(「BOOK」データベースより)
北欧デザイン、ポップカルチャー、絵本…アイデアとセンスの国、スウェーデンからやってきた創造性を育む小さな本。
|
|
Amazonは本のオンライン販売で世界的に有名なオンラインショップです。
現在では、書籍だけでなく、CD、DVD、ビデオ、ソフトウェア、TVゲームなども販売しています。
|
|
Boopleは、日販IPSが運営する本のオンラインショップです。
豊富な在庫量を売りにしており、書籍在庫45万点を誇っています。Boople = Book
+ Peopleという名前の通り、書籍に特化して販売を行なっているようです。
|
|
e-BookOffは、古本販売で有名なBookOffのオンラインショップです。
古本屋ですが新書も多く取り扱っており、Amazonで在庫のないものでも扱っていることがあります。より安く書籍を購入なさりたい方には、お役に立つかもしれません。
|