「シャバはつらいよ」(大野更紗)、書評
シャバはつらいよは、困ってるひとで知られる大野更紗さんの作品。
ノンフィクションというか、生活記というかといった位置づけになるのだろうか。
困ってるひとも読んだはずが、なぜか書評が残っておらず、リンクが張れずに困ってるのだが、本作はタイトルの通り、難病にかかっている大野さんがシャバに出て一人暮らしをするようになってからの活動の様子を描いたもの。
大変厄介な病気にかかっておられるが、少なくとも書かれた内容については、そのせいでどんどん落ち込んでいくというタイプの本ではなく、現実を受け入れ、世間とかかわろうとする意志が伝わってくる本になっている。
ちょうど、震災もあった時期のようでそのころのことも少し触れられている。
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シャバはつらいよ
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内容(「BOOK」データベースより)
「生存崖っぷち」の難病女子が、病院から飛び出した!家族や友達を頼らずに、どうやって生きる?シャバでデートしたい(?)一心で、病院を「家出」したものの、新居のドアは重くて開かず、コンビニは遙か遠く、通院は地獄の道のり、待てど暮らせど電動車いすは来ず…。そして迎えた2011年3月11日。知性とユーモアがほとばしる命がけエッセイ第2弾!
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大野/更紗
1984年、福島県生まれ。作家。上智大学外国語学部フランス語学科卒業。ミャンマー(ビルマ)難民支援や民主化運動に関心を抱き大学院に進学した2008年、自己免疫疾患系の難病を発症。その体験を綴ったデビュー作『困ってるひと』(ポプラ社)がベストセラーになる。2012年、第5回「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」受賞。2013年より明治学院大学大学院社会学研究科社会学専攻博士前期課程(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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