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「シュナの旅」(宮崎駿)、書評宮崎駿氏といえば、風の谷のナウシカや魔女の宅急便、紅の豚、千と千尋の神隠しなどといった日本中に知られているアニメ映画を沢山作られている著名な映画監督である。 本書は、たまたま、食事に入った店においてあったものなのだが、正直、こんなコミックがあるとはそのときまで知らなかった。 本書は、風の谷のナウシカやもののけ姫とかなりかぶる部分があって、人里離れた谷に住む王子というのは、風の谷のナウシカとかぶり、ヤックルが登場し、王子が西へと向かい旅に出るところはもののけ姫とかぶる。 風の谷のナウシカやもののけ姫などは宮崎駿氏の作る物語のなかでも、かなり難しい物語に感じるのだが、本書はそれらナウシカやもののけ姫へとつながる物語の原点であるように思える。(実際のところ、順序がどういう順序なのかは分からないのだけれど・・・) 食事をしている間に読んでしまおうと急いで読んでしまったので、きちんと読みきれていない部分も多いのだが、宮崎駿氏のファンであるならば読んでおいてきっと損はない本であろう。
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