「就活のバカヤロー」(石渡嶺司、大沢仁)、書評
ちょうど、今は就職活動の時期で、修士の学生さんたちが、各企業を回っている。
理系では卒業前年度の2月3月くらいから始まる就職活動であるが、文系だともっと早くまた、インターンなどもあるので、実際にはもっと早くから活動が始まっているのが現状。
学部で卒業することを考えている人は、大学に入学して3年目にはもう活動が始まるというせわしない現実がある。なかなか大変である。
学生としては、いい企業に入るため、本来の自分ではない自分を演じる。
企業としては、他の企業がはじめてしまえば、それに乗っかって早めるしかない。
大学としても学業優先といいながら、就職は新たな入学者を招く一つの宣伝になるため、協力せざるを得ない。
など三者三様の事情を解説し、また、その中で出てくる問題からネタになりそうなものをピックアップし、その茶番を明らかにする。
ということが主な内容であろうか。タイトルはキャッチーであるが、いうほど強烈ではない。
|
就活のバカヤロー
↑ご購入は、こちらから。
出版社/著者からの内容紹介
◆就職活動は大いなる茶番劇だ!
就職活動(通称「就活」)をテーマに、企業の人事や大学の教職員、就活中の大学生らに徹底取材したあと、腹の底から出てきたのがこのひと言だ。
「企業と社会の未来をつくる行為」「学生個々人が未来に向けて大きな一歩を踏み出す行為」であったはずの就職活動は、いまや騙し合い、憎しみ合いの様相を呈し、嫌悪感と倦怠感が渦巻く茶番劇に成り下がった。
さて、いったい誰が悪いのか?
内容(「BOOK」データベースより)
就職活動(通称「就活」)をテーマに、企業の人事や大学の教職員、就活中の大学生らに徹底取材したあと、腹の底から出てきたのがこのひと言だ。「私は納豆のようにねばり強い人間です」と、決まり文句を連呼する“納豆学生”、「企業は教育の邪魔をするな」と叫ぶわりに、就職実績をやたらと気にする“崖っぷち大学”、営業のことを「コンサルティング営業」と言い換えてまで人材を獲得しようとする“ブラック企業”―「企業と社会の未来をつくる行為」「学生個々人が未来に向けて大きな一歩を踏み出す行為」であったはずの就職活動は、いまや騙し合い、憎しみ合いの様相を呈し、嫌悪感と倦怠感が渦巻く茶番劇に成り下がった。さて、いったい誰が悪いのか。
|
|
Amazonは本のオンライン販売で世界的に有名なオンラインショップです。
現在では、書籍だけでなく、CD、DVD、ビデオ、ソフトウェア、TVゲームなども販売しています。
|
|
Boopleは、日販IPSが運営する本のオンラインショップです。
豊富な在庫量を売りにしており、書籍在庫45万点を誇っています。Boople = Book
+ Peopleという名前の通り、書籍に特化して販売を行なっているようです。
|
|
e-BookOffは、古本販売で有名なBookOffのオンラインショップです。
古本屋ですが新書も多く取り扱っており、Amazonで在庫のないものでも扱っていることがあります。より安く書籍を購入なさりたい方には、お役に立つかもしれません。
|