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「大学時代しなければならない50のこと」(中谷彰宏)、書評本書、大学時代しなければならない50のこと。は、中谷氏が持つシリーズの一つ〜50のこと。シリーズの一つであり、タイトル通り、大学でしなければならない50のことを自身の体験を踏まえながら、述べている。 中谷彰宏氏は、自身でも言っているが、映像的にものを書く作家だと思う。 そして、そのために、その書籍の多くはとても読みやすい。 無駄な部分を省き、ある部分では極論を述べながら、平易な言葉で本質的なことをいうこと。 その形式でのもの書きが、非常に得意な作家であるように感じられる。 本書もそんな、説得力を持つ書籍の一つである。 本書で言いたいことは、結局一つなのではないだろうか。 大学時代にしなければならないこと。 それは、大学時代にしか出来ないことをすることである。 中谷氏は、それを様々な形で文章の中に表現している。 大学時代にしか出来ないこと。 例えば、それは、自分の夢を見つけること。 例えば、それは、深く付き合える友人を持つこと。 例えば、それは、ただ、ひたすらに孤独であること。 つまり、大学時代は、自分を探し、自分を見つけるための時間なのだ。
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