|
|
「大学教授になる方法」(鷲田小彌太)、書評札幌大学教授である鷲田小彌太氏による大学教授になる方法の解説。 モラトリアムの延長として大学人を捕らえ、まじめに、ではなく、わき道をすり抜けて、大学教授になる方法を解説している。 鷲田小彌太氏自身が、哲学出身ということもあり、かなり文系よりの解説である。 解説によると、助手が論文1本、助教授が論文3本、教授が論文5本。となっているのだけれど、それはかなり少ない気が・・・。 とにかく、はったりをかませる業績をでっち上げておくのが重要なことはよくわかった。 経済系にはとっても興味があるので、機会があればそっち系の論文も書いてみたいものだ。 なお、鷲田小彌太氏といい、「われ笑うゆえにわれあり」などのエッセイで知られる土屋賢二さんといい、哲学科の教授であり、博士にも進学しているが、哲学の修士が最終学歴である。 哲学系の論文書きは非常に難しそうである。 そして、誰がどうやって査読するのだろうか。謎は深まるばかりである。
|
Copyright(C) 2002 - Mitsuharu Matsumoto All rights reserved.