「トパーズ」(村上龍)、書評
Amazonにある解説を読むと本書トパーズは単行本として発売された時ベストセラーになったという。
正直、村上龍さんの文章はどうも肌に合わなくて、今回はそれを解消すべく読んでみたのだが、残念ながらそれを克服することはできなかった一冊。
風俗嬢を主人公にした物語なのだが、性描写やら暴力シーンやらかなり直接的でえぐい。
意識してなのだろうが、文章に句点が少なく一文が異常なほど長くて、僕としてはかなりきつかった。
ベストセラーになったということは何らかのおもしろさがあるはずなので、それを見抜けなかったのが悔しい。
いずれ、分かるときが来るかもしれない。
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トパーズ
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内容（「BOOK」データベースより）
風俗嬢…。高層ホテルの窓ガラスに裸の胸を押しつけ、トパーズの指輪を見つめ、大理石のロビーを彼女たちは行く。そして、都市の光景を、サディズムとマゾヒズムの接点を行き交いながら感じる。この瞬間にも東京と混じり、そして疾走する女たちを村上龍はとらえた。衝撃の大ベストセラー、ついに文庫化。
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