「ツチヤの軽はずみ」(土屋賢二)、書評
ツチヤの軽はずみは「週刊文春」のコラム「棚から哲学」を書籍化したエッセイ集。
正直、土屋先生の他のエッセイと比べて、どこがどう違うということは挙げにくい。
そこで、今回は、土屋先生の書籍のひとつの特徴であるイラストについて記述しておく。
棚から哲学シリーズに限らず、土屋先生の多くの作品には、エッセイだけでなく、土屋先生自身のイラストが付属している。
たとえていうなら、ぷっすまで草g画伯と勝負しても、いい勝負ができるかもしれない。というようなすばらしい絵なのだ。
エッセイだけでなく、イラストでも脱力できるので、こっちにも注目して読むとよいと思う。
なお、内容はいつものように、ナンセンスロジックを利用した面白さである。
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ツチヤの軽はずみ
(文庫)
ツチヤの軽はずみ
(単行本)
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出版社/著者からの内容紹介
笑えないものは何もない。本邦初の「お笑い哲学者」が贈る爆笑エッセイ集。試験も不況もリストラも、ついでに妻も笑い飛ばそう!
内容(「BOOK」データベースより)
この男の人間関係は職場でも家庭でもなぜこじれてしまうのか?こんなヒネクレた男が大学教授になったのは何かの間違いではないか?こじれた人間関係と身にふりかかる不幸に苦悩する"笑う哲学者"プロフェッサー土屋が苦しまぎれに説く深遠な人生哲学(?)満載の「週刊文春」連載エッセイ文庫化第一弾。
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