「ワンミニッツミリオネア―お金持ちになれる1分間の魔法
」(ロバートアレン、マークヴィクターハンセン)、書評
ロバートアレン氏は「ロバートアレンの実践億万長者入門」などの著書を持ち、不動産投資とそれに関する情報ビジネスで億万長者になった人物であり、マークヴィクターハンセン氏は「こころのチキンスープ」などの著書によって、億万長者になった人物である。
本書は、基本的に2冊構成になっていて、左右で別々の物語が進行する。
「金持ち父さん貧乏父さん」などのいわゆる金持ち本、や「巨富を築く13の条件」などでもよく言われることだが、お金持ちになるために一番重要なもの。
それは何をするかではなく、何になるかということだという。
自分が何になりたいか、自分がどんな望みを持っているか、それを想像し、想像し、現実に見えるくらいまで想像し、自分の中に強い信念を持つことの重要性がとにかくめちゃめちゃに強調されている。
それは、実際のところ、金持ちになるということ以外でもそうで、家族でも、恋人でも、友人でも、ほしいと思うものは、すべて何かを願うことから始まるのだ。
人間はなりたいと思う自分になる。これだけいわれるとなんとなくそう思えてくるもので、きっと僕もそれに触発されて心に残る人生の名言
- 偉人の名言とその出典などというカテゴリを作っているのだろう。
もちろん、本書に書いてある内容はこれだけではなくて、実際に金持ちがどうやって金を稼いでいこうとしているのかという考え方が理解できる。
他人の時間や他人のお金をいかにして利用するべきなのか。
金持ちになるルートには、基本的に四つしかないということ。
いわゆる金持ち本に書いてある基本的な内容は書いてあるので、参考にはなるはずだ。
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ワンミニッツミリオネア―お金持ちになれる1分間の魔法
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シリーズ累計8000万部の超ベストセラー『こころのチキンスープ』のマーク・ハンセンと、不動産投資のミリオンセラー『Nothing
Down』のロバート・アレンとのタッグにより実現した、注目の億万長者養成講座。ページの右半分がストーリー仕立ての「物語篇」、左半分が解説調の「実践篇」になっているという、異色の1冊である。
「物語篇」では、夫を交通事故で亡くしたミシェルが、下っ端ウェイトレスからはい上がり、見事ミリオネアとなって、子どもを意地悪い義父から取り戻すまでが描かれている。仕事中に偶然出会ったお金持ち、サマンサが、ミシェルに100万ドルを稼ぎ出すため与えた教訓とは何か。刺激的なストーリーが展開されている。
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