嗤う伊右衛門 京極夏彦
■僕はこんな本を読んできた - 書評と引用 - ■
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 「嗤う伊右衛門」(京極夏彦)、書評

 「嗤う伊右衛門(わらういえもん)」は、僕が初めて読んだ京極夏彦作品。

 京極夏彦さんは、この作品で、第二十五回泉鏡花文学賞を受賞された。

 本作は、お岩さんと伊右衛門(いえもん)を主人公とした四谷怪談をベースにして、それをアレンジした小説。

 もともとの四谷怪談の方を僕はきちんと読んでいないのではっきりしたことはいえないのだけれど、内容はかなり違っていると思う。

 お岩さんは、顔は疱瘡でゆがんでしまったが、武士の娘として芯の通った娘。

 伊右衛門は、お岩のことを深く愛する無口な武士。

 京極夏彦さんの作品を今回初めて読んだけれど、とても才能のある方であるという印象。

 結末の台詞にまだ消化ができてない文章があるのだが全体を通して大変おもしろかった。

 これを機会に京極氏の他の本も読んでみたいと思う。

 なお、タイトルは「笑う伊右衛門」ではなく、「嗤う伊右衛門」になっているので、注意されたい。

嗤う伊右衛門 京極夏彦

嗤う伊右衛門 (中公文庫)

嗤う伊右衛門 (角川文庫)

嗤う伊右衛門 (単行本)

↑ご購入は、こちらからどうぞ。

内容(「BOOK」データベースより)
幽晦との境界が、破れている。内部の薄明が昏黒に洩れている。ならばそこから夜が染みて来る…。生まれてこのかた笑ったこともない生真面目な浪人、伊右衛門。疱瘡を病み顔崩れても凛として正しさを失わない女、岩―「四谷怪談」は今、極限の愛の物語へと昇華する!第二十五回泉鏡花文学賞受賞作。

  
 
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