｢悪ママ改造計画｣(宗田理)、書評
宗田理さんは、ぼくらの〜シリーズで有名な多作な小説家である。
特に宮沢りえ主演で映画にもなった「ぼくらの七日間戦争」などが有名だろう。
この本も、子供が主人公で大人をやっつけるという「ぼくらの七日間戦争」と似たような構図の本。
これは、「悪ママ改造計画」というタイトルから髣髴とされるだろう。
それはちょっと都合いいなぁ。という部分もあるけれど、嫌な大人を子供がやっつける。という構図は、最後にはすっきりとした読後感がある。
たとえば、それは最後にはかならず正義が勝つ。という時代劇みたいなおもしろさだと思う。
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悪(ワル)ママ改造計画
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内容（「BOOK」データベースより）
「おれんちのおふくろはだれよりもおれが好きなんだ」「だから、悪ママだっていうんだよ…」子供を自分の思いどおりにしようとする横暴な悪ママ退治に立ち上がった謎の組織。大人たちを更生施設・中年院にほうりこみ、PTAをふるえあがらせる彼らの正体とは。
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