「図解「世の中」のカラクリ―"人""モノ""お金"は、こんなしくみで動いている!」(インタービジョン21)、書評
最近、図解〜のカラクリというタイトルの本が沢山出ている。
このシリーズでもっとも大きな売上を上げているのは、「図解儲けのカラクリ」、「
図解 「高給」のカラクリ「薄給」のカラクリ」、などのいわゆるお金に関する本で、一時期は書店に行くと入り口を入ってすぐのところに置いてあった。
現在、テレビ東京で、「給与明細」という深夜番組をやっているが、これらシリーズの本の売れ行きといい、そのような番組の存在といい、いつの時代も他人の財布の中
身は気になるのであろう。
本書、世の中のカラクリは、それら書籍と比べると少しだけお金のカラクリとは離れ、国会、株式会社、EUなど新聞などでよく見られる用語について、各2ページを割り当てて説明している。
比較的身近な話題について、その基礎的な内容を理解できる典型的な雑学書といっ
てよいだろう。
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