「四色問題」(ロビン・ウィルソン、茂木健一郎)、書評
四色問題は、フェルマーの定理と並ぶ、有名な数学上の問題のひとつだった。
19世紀に提出され、最終的にコンピュータを用いて解を求められ、物議を醸したことで知られる。
フェルマーの定理が、より大きな数学的枠組みの中で解かれたのと対照的に、今のところ、ほかの数学とは独立して存在する問題であるようだ。
とはいえ、四色問題を始めとする彩色問題はグラフ理論の一分野であり、かなり、おもしろい。
四色問題を完全に理解することは難しくても、五色問題までなら、きちんとした理解ができる。
本書は、非常に丁寧にその過程を記述しているので、興味がある方はお勧めの一冊である。
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四色問題
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著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ウィルソン,ロビン
1943年生まれ。オックスフォード大学数学科を卒業後、ペンシルヴァニア大学で数論を研究し、博士号を取得。現在はオックスフォード大学ケブル・カレッジの数学フェロー、英国オープン・ユニヴァーシティの純粋数学科学科長を務める。著書多数
茂木 健一郎
1962年東京生まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院客員助教授(脳科学、認知科学)。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程を修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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