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「図解入門 よくわかる最新センサ技術の基本と仕組み」(松本光春)、書評本書は私の書いた本なので書評ではなく、解説という形にさせていただきます。(一部は本書はじめにからの抜粋になります。) 図解入門 よくわかる最新センサ技術の基本と仕組みは私の18冊目の著作になります。 本書は、出版社からのご依頼で書いたもので、現在需要が増しているセンサ技術について、その仕組みを概説した初学者向けの解説書です。 近年、IoT(モノのインターネット)や5Gなどの普及に伴い、世界中の多くのモノが互いにつながる社会が近づきつつあります。 このようなモノがそれぞれつながるためにはモノの周りの環境を認識するためのセンシング技術が不可欠です。 世界中の一つ一つのモノがそれぞれに周りの環境をセンシングする未来 - その未来の実現に向けてセンサ技術への需要が今、急速に高まりつつあります。 センサと一口に言ってもその技術は様々です。 そもそもどのような量をセンシングできるのか、どのような原理でセンシングできるのか、観測する情報と得られる情報の対応関係を知ることはセンサをうまく利用するために非常に重要な知識です。 センサ技術にはどのようなものがあるのか、どのようにしたら利用できるのかを知ることで、現在、読者の方々が直面しているいくつかの問題が解決できるかもしれません。 本書では、センサそのものの解説に加え、IoTの枠組みの中でセンサがどのような位置づけになるのかを解説してあります。 また、センサを使ってどのようなことができるのか、その感覚をつかんでいただくため、いくつかのIoTの応用事例についても記載しました。 技術的に高度なものよりも、アイディア次第で実現可能そうな事例を選ぶようにしましたので、センサを使った問題解決に向けたアイディア出しの一助になれば幸いです。
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