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「金持ち父さん のキャッシュフロー・クワドラント」(ロバート キヨサキ)、書評「金持ち父さん のキャッシュフロー・クワドラント」は、ベストセラーになった「金持ち父さん貧乏父さん」に続く、金持ち父さんシリーズの第2段である。 第一作で登場した、金持ち父さん、貧乏父さんという二人の父。 本書では、そのうち、友人マイクの父である金持ち父さんに学んだ、キャッシュフローの種類から来る四つのクワドラントの分類が述べられている。 本書の中で述べられている四つのクワドラント、それは、 E(従業員)、S(自営業者)、B(ビジネスオーナー)、I(投資家) である。 氏は、上記、四種のクワドラントを十字で切り分け、左側に従業員と自営業者を、右側にビジネスオーナーと投資家とを分類する。 そして、金持ちになるということは、クワドラントの左側から、右側に移る作業だと説明することで、金持ちのキャッシュフローの流れを「金持ち父さん貧乏父さん」とは違った切り口から復習していく。 本書のいいたいことはもちろん前作と変わらない。 それは、 負債と資産の違いを知ること。そして、負債ではなく、資産を買うということ。ただ、それだけで人は金持ちになれる。 ということ。そして、本書では、ビジネスオーナーや投資家こそが、それを知る人たちなのだ。 本書の他に、金持ち父さんシリーズは「金持ち父さん貧乏父さん」、「金持ち父さん の投資ガイド 入門編」、「金持ち父さん の投資ガイド 上級編」などが発表されており、今後も金持ち父さんシリーズは続いていくかもしれない。 期待したいところである。 (追記) 2002年、金持ち父さんシリーズに、「金持ち父さんの子供はみんな天才」が追加されました。 お金を稼ぐ/ネット収入とその報酬-サイドビジネスによる副収入 講座
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