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「金持ち父さん の投資ガイド 入門編」(ロバート キヨサキ,シャロン レクター)、書評本書、「金持ち父さん の投資ガイド 入門編」は、ベストセラーになったシリーズ第一作「金持ち父さん貧乏父さん」、第二作「金持ち父さん のキャッシュフロー・クワドラント」に続く金持ち父さんシリーズの第3段である。 本書から、これまで金持ち父さんシリーズで、表に強くは出てこなかったシャロン レクター氏がその著者に加わっている。 本書は、上記の二作の前提を踏まえた実際の投資の方法に対する考え方について書かれた本であり、投資に対する心構えとして16の項目が設けられている。 これまでの金持ち父さんシリーズで述べられてきたことは、驚くほど単純なことだった。 例えば、「金持ち父さん貧乏父さん」で述べられていたことは、負債ではなく、資産を買うということ。であったし、「金持ち父さん のキャッシュフロー・クワドラント」で述べられていたことは、被雇用者、自営業者、ビジネスオーナー、投資家、という4つのクワドラントについての考え方、だった。 「金持ち父さん の投資ガイド 入門編」では 危険なのは投資そのものではなく、投資をコントロールできないことなのだ。 ということが底を貫く考え方であるといえるだろう。 子供にも分かるように説明出来ないなら、結局その人は何も分かっているとはいえない。とよく言われるし、本書シリーズの中でも同じ意味の表現が良く使われている。 その意味で、本書は投資について本当に良く理解している人が書いた良書だといえるだろう。 本書と同時に「金持ち父さん の投資ガイド 上級編」も発売された。 お金を稼ぐ/ネット収入とその報酬-サイドビジネスによる副収入 講座
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